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看護師の3年目はクリニックでも病院でもターニングポイントに?
看護師は3年目でクリニックへの転職を考えたり、逆にクリニックで3年目を迎えた看護師が転職を考えたりと、3年目がターニングポイントになることが多いです。
3年目に考えられることをまとめました。
看護師が3年目でクリニックへの転職を考える
看護師が3年目でクリニックへの転職を考える理由にはどういったものがあるのでしょうか?
まずは、看護師が病院で仕事を覚えていく流れを把握しておくことが大切になります。
1年目の看護師は体力的に楽をしたいことが転職を考える理由に
病院で1年目の看護師、つまり新卒の看護師は、まずはプリセプターや先輩看護師が教育係としてついた状態で、仕事を覚えていきます。
病院の規模や内容によって違いはありますが、半年〜1年位は戦力としてみなしてなく、仕事に慣れていく期間として考えられていることが多いです。
そして、半年〜1年が経過すると夜勤に入るようになります。最初はプラス1として入る形、つまり看護師3人体制の夜勤であれば、4人目として入るという形ですね。
これは、夜勤の研修ということになります。この研修は数ヶ月間に及び、その中で問題ないとなった時に正式に戦力として夜勤にも入るようになります。
この時点で一通りの研修が終了となります。大体期間で言うと8ヶ月〜1年少しという感じですね。
この間に挫折し、退職する看護師もいます。研修体制が合わないと感じた看護師は別の病院を希望し、体力的にきついと感じた時は、クリニックなどを希望します。
2年目は転職を考えるケースが少ないかも
しかし、もったいない部分もあります。もう少し我慢すれば、この後2年目は逆に一番看護師としての仕事が楽しい時期かもしれないからです。
というのも、覚えた仕事をがむしゃらにこなすだけで良いからです。もちろん、失敗することもありますが、2年目の看護師は大目にみてもらえることも少なくありません。
それに、最も大きいのは指導をする必要がないことです。自分の仕事だけに集中すれば良い、これが看護師にとっては最も充実感を感じることができる環境と言えます。
3年目は体力的な面というよりも、精神的な面での負担が増えることが転職を考える理由に
そして3年目になると、今度はプリセプター役になったり、プリセプター役になる準備が入ってきます。つまり、後輩の教育を行う、もしくはできるようになるための研修などが入ってくるのです。
つまり、3年目の看護師はプリセプターとしての役割を担う、もしくは考える時期になっていると言えます。これは他の病院に転職しても同じことです。
もちろん、すぐにプリセプターはありませんが、1年後、2年後にはプリセプターをしなくてはいけない状況も考えられます。
それを避けるために、クリニックへの転職も現実問題として考えるようになるのです。
看護師が3年目でクリニックへの転職をするとどうなる?
看護師が3年目でクリニックへの転職をするとどうなるのでしょうか?
もちろん、看護師としての業務は一通りこなせるようになっていますので、クリニックでも仕事ができないわけではありません。
基本的には採血・点滴・注射が出来れば採用してもらえるクリニックも多いでしょう。しかし、転職後に落ち着かないケースも少なくありません。
これは、クリニックでこういった仕事がしたい、というものによる転職ではなく、病院の仕事内容で嫌なことが出てきたから、体力的にきついと感じたから、といったネガティブなものであるケースが多いためです。
これが看護師経験5年以上になると、クリニックでこういった仕事がしたいといった具体的な仕事内容によって選択することができるようになります。
3年目の看護師はクリニックへの転職は容易に考えずに、最終手段という認識の方が良いかもしれません。
看護師の3年目はクリニックの場合だとどうなの?
看護師の3年目はクリニックの場合だとどうなのでしょうか?
上記で説明したように、病院で考えていくと3年目はプリセプターによる精神的な負担によって転職を考えるようになるタイミングです。
クリニックの場合はどうかというと、逆に3年間続いたのであれば仕事内容や人間関係の問題は殆ど無く、仕事を楽しめているケースが多いです。
また、クリニックでは病院のようなプリセプター制度がありませんので、新人研修に関わったりというケースがほとんどなく、精神的な負担も少ないというメリットもあります。
しかし、クリニックでは3年目の看護師が転職を考えることが少ないかというと、そうとも言い切れません。その理由は給与面にあります。
クリニックの場合は定期昇給がないところが多く、賞与も病院と比べると少ない傾向にあります。
もちろん、ある程度理解して就職しているのですが、3年勤務するとやはり昇給がなかったりすると不満に感じるようになります。
また、クリニックの経営状況が悪化したりすると、昇給どころか賞与や給与のカットさえも起こるケースがあります。
仕事内容や人間関係に不満がなくても、こういったことになると転職に一気に気持ちが傾きますよね。病院のケースとは全く異なっていますが、やはり看護師にとって3年目はポイントになっていると言えるでしょう。
看護師が3年目でクリニックから転職をするとどうなる?
看護師が3年目でクリニックから転職するとどうなのでしょうか?
上記の内容を踏まえると、やはり看護師にとって3年目はポイントになっており、転職する1つのタイミングになっていると言えます。
クリニックから転職する時の注意点などを説明します。
3年目でクリニックからクリニックへ転職するケース
クリニックからクリニックの場合は特に問題ないんじゃないの?と思うかもしれませんが、実は一番難しいかもしれません。
勤務していたクリニックのことをリセット出来るかどうかが重要になります。つまり、クリニックでの経験は経験で問題はありませんが、その経験がそのまま活きるかというとそうではありません。
いかに転職先のクリニックの仕事に合わせることができるかがポイントになるのです。クリニックで転職を複数繰り返している看護師は、この点で問題があるケースが多いですね。
以前のクリニックではこうだった、というのがあって、違いを受け入れることができない場合に、早期で退職してしまいます。
ちょうど3年目となるとクリニックの色に染まりつつある状態ですので、注意が必要ですね。
3年目でクリニックから病院へ転職するケース
クリニックから病院に転職する方も結構います。これはクリニックで仕事をしてみたけど、やっぱり病院の業務の方が自分に合っている、そう感じた看護師が希望するケースが多いですね。
病院では看護業務にしっかりと携わりますが、クリニックの場合は清掃などの雑務も行うことがあります。こういったことをクリニックで仕事をしていると実感し、病院が恋しくなってしまうのです。
注意点とすると、3年目となるとクリニックの前に病院で勤務していたとしても、間が空いていますので最初はゆっくりと仕事に慣れていくことができる環境のある病院を選択することです。
例えば、クリニックの前は急性期の総合病院で勤務していたとしても、中小規模の地域密着型病院での勤務にして慣らしていってそれから考える、といった感じですね。
以前よりもワンランクゆったりとした病院で勤務するようにしましょう。
3年目でクリニックから介護施設へ転職するケース
クリニックから介護施設は案外すんなりと移行できるケースが多いです。ただ、介護業務のお手伝いなども介護施設では出てきますので、よく仕事の内容は確認して転職することが必要ですね。
また、看護師がどこまで介護業務に関わるか、といったことも把握しておいた方が良いです。
こういったことをしっかりとしていないと、介護施設の仕事内容や人間関係に不満を持って早期退職に繋がることがあります。
まとめ
看護師が3年目でクリニックへの転職を考えることが多い、またクリニックの看護師の3年目はどうなのか、3年目でクリニックに転職するとどうなのか、逆に3年目でクリニックからの転職はどうなのかなど、様々な視点から3年目の看護師について説明しましたが、いかがでしたか?
看護師にとって3年目というのは、何にしてもターニングポイントになります。よって、転職を考えやすい時期であることは間違いないのです。
その中で、看護師には選択肢が多いのも確かです。それだけ引く手数多な状態にあるわけですから。
となると、その多くの選択肢の中から選択しなくてはいけないわけです。なかなか難しいですよね。
その状態を打開するために、看護師転職支援サイトがあります。
看護師転職支援サイトの転職コンサルタントを活用し、あなたの希望に一致しているのは、どういったものなのかを一緒に考えてもらいましょう。
これからクリニックでキャリアを考える方も、クリニックでのキャリアを活かしての転職を考える方も、転職コンサルタントに相談することで、道が見えてくるかもしれませんよ。
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執筆者情報
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